第4章 水 水 水
「良い良い」
奥まで差し込んだ指をバラバラに動かしてしつこく嘔吐を促してくる。
大量の水をびちゃびちゃと嘔吐するなつ。
それでも指の動きは止まらない。
「全て出し切れ」
何度も続く嗚咽に腹筋がつりそうになる。
涙と鼻水を垂らしながらもうこれ以上は出ないと首を振りながら水を吐き出す。
「っげぇぇぇ…」
「どうした、まだ残っているだろう」
何度も首を振ってアピールするなつに男は苛立ったのか指を奥まで咥えさせたままなつのみぞおちに拳をのめり込ませた。
「あがっ…!!…っかは…ううう"…」
なつは突然与えられたみぞおちへ重い激痛に反射的に水と男の指を吐き出してそのままお腹を抑えながら水溜まりになった床に顔を突っ伏して悶え苦しんだ。
苦しい。息ができない。痛みと苦しさに耐えようとぎゅっと目を瞑る。
暗闇の中で目がチカチカする。