第11章 毒
「本陣は整った、偵察も目にしている。明日から作戦は決行だ。
こちらは戦力人員共に勝っている、各自命を大事に前線を細かく刻み戦力を削いでいく。抵抗がなくなれば降伏を説得していく所存だ。何か質問は?」
レオ将軍の発言はピンとこないものだった。他の兵士たちも納得が行かなかったようだ。それはそう、なにせ帝国は各地を攻め落とし飛ぶ鳥を落とす勢いの軍事国家。そこの兵士たちが戦いを求めていない訳がない。
「は~い」
ざわつく中でケフカ様がテーブルに脚をかけながら手を上げた。レオ将軍が眉を潜める。しかし聞かないという選択はないのだろう、ため息をつくと意見を促す。
「毒、流しましょう。」