第10章 行軍
「ほう……てことは、」
「おい、どうかしたか?」
「あっ」
そうこうしているとまた一人の兵士がやってきた。その顔には明らかに見覚えがある。あの夢の中でドマに行くと言っていた青年だった。私が声を上げたもので視線がかち合う。
「………#NAME4#?お前、いつドマに来たんだ!?言ってくれたら良かったのに」
「おやぁ?お知り合いですか、"#NAME4#"」
ケフカ様の目が細く絞られた、冷や汗が伝う。まさかこれを目当てに敵陣の真ん中まで来たんじゃなかろうか。レオ将軍より先んじてここで始めれば大混乱になるだろう。
「古い……知り合いです」
その古い知り合いの名前もどんな人物かも知らないけれど。