第11章 エレン誕生日 せめて今日だけは…
隣に寝転がり腕を広げるとアンナが身を寄せてきたからそのまま抱きしめ体を回転させてアンナの上になる
「待った?」
「うん待った…でも待つのも楽しいの」
まだ眠そうな顔をしながら笑うアンナが可愛くてキスを何度も落とした
深いキスじゃない ただ唇をそっと合わせるだけのキスを…
何度もしていると アンナのまぶたがほんのりと色づいていく
アンナの両手が俺の首に巻きつき 軽く触れるだけだった唇がしっかり重ねられた
「もっと…大人なキスをして」
重ねたままアンナの唇が動くから少しくすぐったい
舌の先で唇をなぞり同時に耳の上部の軟骨を指で揉むと「はぁ…」と小さく口を開いた
そのまま舌を入れてアンナの舌とからめて深いキスを交わす
くちゅくちゅと水音がもれてきた頃 舌を残して唇を離すと口腔に溜まった唾液が舌をつたいアンナの中にトロトロと流れていく それをコクリと飲みこんだアンナの顔は蕩けて灰色の瞳が潤んでいた
「エレン?」
「なんだよ 止められねぇよ…」
ブラウスのボタンを外している俺の手にアンナが触れたその手を取りズボンの上からでも分かるくらいに硬くなった欲棒を擦り付けた
「外だよ…ここ」
ウォール・マリアの門は高質化でふさいだままだから壁外へと出るにはリフトで馬を下ろさないといけないし
巨人を淘汰したと言っても まだ一般市民は巨人への恐怖があるようで壁外へと出る人はあまりいない
「俺達以外誰もいないって分かってるだろ?」
「っ…ん…」
露なった腹部をなぞるとアンナの口から色っぽい声がもれた
アンナは抵抗するのを止めた ベルトを外しズボンを脱がした下着を下ろすと もう濡れていて透明な蜜が糸を引いた
「すげぇエロい…」
膝を立て足を開らかせると 蜜が湧きだす入口が濃いピンクに色づいている アンナの陰毛は薄茶色で量も少ないから 少し上にある蕾がぷっくりと膨らんでいるのも見える
イヤらしい眺めに見とれていると 入口付近で留まっていた蜜がトロリと下へ垂れていき 両側のヒダがヒクヒクと動く
「ヤダ…恥ずかしいよ…」
顔を上げると両手で胸を隠したアンナと目があった
「エレンも早く脱いで」
「こっちが先だよ」
「あん…あぁっ……や…あぁー…」
垂れた蜜を舌ですくい 蕾に吸いつき舌でつついた