第4章 モブリット 猫
「んっ…っ…は……」
軽いキスだけでは満足できなかったアンナはモブリットの上に股がりキスを深くしていく
モブリットの手が肩や背中に触れて体をなぞるからアンナの体は熱くなる
壁外では何が起こるか分からないから立体起動装置のベルトは外さない 今はそれが邪魔をして それから先には進みにくい
そんな事は分かっている2人だけど体は正直で モブリットの立派な欲棒がかたくなりアンナのお尻に当たっていた
カチャカチャと音がしてアンナが胸のベルトの留め金を外した
「アンナ?」
個室とはいえ100年も前の城だから部屋の扉は朽ちている 小さな声でアンナの耳に囁くけど それですら愛撫のようでアンナは身を震わせた
「我慢できない…このままじゃ眠れない」
蕩けた顔でモブリットを見下ろすアンナはいつもの幼さは消えていて 欲情した女の顔になっている
「声…我慢できる?」
「頑張る…」
「頑張るじゃダメ リヴァイやエルヴィン ミケに聞かれてもいいの?」
アンナはイヤイヤと顔を横に振るとモブリットの耳に唇を当てて
「我慢する」と囁いた
モブリットは体を入れかえてアンナの上になるとアンナのボタンを外した
ブラウスを開いて胸当を上にずらすと小柄な体とはアンバランスな豊かな胸が柔らかく弾み その先端は固くなっていた
固くなっている乳頭を口に含むとアンナの体が跳ねる
「っ……」
「ちゃんと我慢してるね」
舌で転がしながら声を上げなかったアンナを誉める
もう片方の乳頭も親指と人差し指でキュッと摘まみ刺激する
アンナの体は震え 声を漏らさないように小さな唇を噛んで我慢していた
モブリットはジャケットを脱いでアンナの顔に掛ける
「唇を噛んだら切れてしまうから 俺のジャケットを噛んで我慢して」
モブリットが1日中着ていたジャケットには当然彼の匂いがしている アンナにとってご褒美のような興奮材料にしかならなくて 頭の芯が痺れる
「下着…早く脱がせて…じゃないと」
イヤらしい液で濡れてしまう
「そうだね…でも今のアンナの顔だと 手遅れかもしれないね」
アンナの目は潤みもう涙が流れている 下の蜜とアンナの涙は同調しているのか 蜜が溢れるほどアンナは涙を流す
太腿の留め金を外してアンナのズボンを膝まで下げたら 下着から透明な糸が垂れた