第19章 オビトを釣ったつもりが…
「だいじょぶ、です。さっきよりかは、息ができる、から。」
起き上がろうとしたら、大きな手が介添えしてくれて、難なく起き上がることが出来た。
マジで危なかった…。
「ここまでチャクラを絞り出すとはのう。お前さん、長生き出来んぞ?」
「あー…っと…はい…。」
え、誰?
「…お前さん、目が見えとらんのか?」
「はい…。すみません、どなたですか?」
声だけじゃ全然分からん。
聞いた方が早いわ。
「本当に見えてねぇのか。エロ仙人だってばよ。会ったことはあるよな?」
「…自来也様か!」
覗きの名人、エロ仙人!
「エロ仙人で儂を結び付けるでない!ったく、失礼な奴じゃのう。」
「すみません、自来也様…。」
先生が謝っていたので、私も謝ることに。
「すみません、その印象が強かったので、つい。」
てへぺろ。
「それ、謝ってるつもりかのう…?」
「いっつも覗きばっかしてっからだろ〜。」
ナルトの茶々が入ると、自来也様のうめき声が微かに聞こえた。
「やかましい。あれは取材だと言っておろうが。」
「取材だぁ〜?あんなんのどこが取材だってばよ?」
「それで覗かれた方は、たまったもんじゃないですよね…。」
ぼそっと呟いた私の言葉に、し〜んと静まり返った。
「安心せい。お前さんを覗く気はないからのう。」
カチン。
それはあれか?
私の体が貧相だってか?
「ほうほう、つまりは綱手様みたいなナイスバディは見放題だと。」
「そうじゃのう。」
この野郎。
「わぁそうなんだぁ。綱手様にいい土産話ができましたねぇ。」
言いつけてやろうっと。
「悪かったすまんかった綱手には黙っといてくれ…!」
…白旗上げるのはやっ。