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もう一度、を叶えるために。second

第19章 オビトを釣ったつもりが…



「ほらほら、後で話すから。先にエニシを引き上げてやってくれない?」

「分かったってばよ!」

即座に答えたナルトは、少し乱雑に私を抱えると、さっさか走り出す。
目が全く見えないと、このスピードは怖いかも。
上へと走ってる感じがするから、やっぱりここって崖なのかも。
川の轟音が遠ざかっていく。

「着いたぞ、エニシ!」

言いながら、そっと地面に寝かされる感じがした。
何も見えない真っ暗、とはまた違う。
視界一面が真っ白だけど、それだけ。
試しに目を覆おうとしたら、腕が重いのなんの。
さっきよりも強張ってきてる。

「どうしたんだってばよ、エニシ。」

「…あ、の…ね…。…っ…。」

声が出しづらいし、呼吸も苦しいかも。

チャクラを整え、て…、あれ…?
もしかして、枯渇状態…?

…これは、まずいかも。

「エニシ?大丈夫か?」

先生の声が聞こえるんだけど、やっぱりそれには応えることが出来ない。

「エニシ…!?意識はあるのか…!?」

「おい!エニシ!!」

体が揺すられる感覚。
手の感触からすると、先生だ。

そんな焦らなくても大丈夫ですよ。
ちゃんと聞こえてますから。
…そう言いたいのに…。

声が出ない…

息が、苦しい…


「退いとれのう、二人とも。」

だれ…?


………!?


霞んでいく意識が一気に引き戻された。


おへその辺り…

心臓の下…

鎖骨…

眉間…

「……っ!!かはっ!!」

はあ、はあ、はあ…!

息が出来るようになった!

「エニシ…!良かった…!大丈夫か…!?」

「助かったのか!?」

先生とナルトの声に、こくこく、と頷く。

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