第18章 白虎のお里に行ってみよう
「名前が凄く珍しくて。良ければ、どんな字を書くのか教えてもらえますか?」
「いいぞ。リンファは’’凛風’’と書く。」
空中に光の線のようなもので字を教えてくれた。
「じゃあ…、ユーリューさんは?」
「ユーリューは’’宇禄’’と書くぞ。」
「あ〜、なるほど〜。」
中国系か〜。
どうりで聞き馴染みがないわけだ。
「因みに、私は’’蘭玲’’だ。よろしくな。」
差し出された手を取って握手し、
「エニシです。よろしくお願いします。」
と答えると、わらわらとみんなが集まった。
「私は’’翠蘭’’だ。」
「私は’’桜綾’’よ。よろしくね。」
「僕は’’暁然’’。」
「僕は’’浩然’’。よろしく。」
みんなで「よろしく」って言われても…。
「お、覚えられない…。」
唯でさえ人名って苦手なのに…!