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もう一度、を叶えるために。second

第18章 白虎のお里に行ってみよう




まずは、自己紹介から始まり、双子の契約である私の説明。
双子との出会いと当初の状況、再会後とどう過ごしてたかの説明を少し。
それから、ここに来る経緯を先生が説明すると、青年二人は納得してくれた。

「成程ね。だから二人は君に懐いてたのか。」

「二人を守ってくれてありがとう。」

「いえ、私も守ってもらってる所もありますから、持ちつ持たれつです。」

そう言ったら、二人は微笑んだ。

「これからの事だけど、二人は一族の里に連れて行こうと思う。その間、君達は外で待ってもらうことになるけど、どうする?」

やっぱり人間は立ち入り禁止だったか。
まぁ、契約してるんだし、必要な時にまた呼び戻せば…

「「エニシが来ないなら行かない。」」

「「「え…?」」」

双子の言葉に、青年二人とお母さんの困惑の声が被る。
それに構わず、千雪と紗雪はそっとお母さんから離れた。

「仲間がいるって分かったし、もういいよ。」

「エニシを一人にしておけないし。」

「何仕出かすか分からないし。」

「…私は子どもか?」

扱いがひどいぞ?ちょっと。

「「それだけ、心配かけたって自覚を持ちなよ。」」

うぐっ。
それを言われると何も言えない。

いやでも、郷帰りはすべきだと思う。
来ようと思って来れる所じゃないし。
私の事情が事情だけに、帰る場所が私の所だけなのは物凄く心細い。
双子は双子の帰る場所を持つべきだ。

そう思って口を開こうとしたら、

「「行かないから。」」

遮られた。

「…まだ何も言ってませんが?」

「郷帰りしろって言うんでしょ?」

「そうだよ。私が行けないから行かないってのは、おかしいから。行けるんなら行ったほうがいいって。」

千雪の言葉に私が答えると、今度は紗雪が口を開く。

「だから、エニシから離れるのが嫌なの。目を離すと碌なことにならない。」

「いやいや、この前みたいなことなんてそうそう起きないから。大丈夫だから。」

「「信用できない。」」

…なんか、私よりも双子の方がトラウマになってないか?

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