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もう一度、を叶えるために。second

第15章 決別





そんなこんなで、二ヶ月以上。

来る日も来る日もこつこつ練習し、とりあえずは円と認識阻害系は完璧に仕上がっている。
問題の体術と瞬間移動は、やっぱり一人では限界だった。
共に、精度アップって具合に留まってる感じ。
まぁ、やらないよりは良かったかな。

午前は三人で修行。
双子は、忍術の練習が主だ。
印の組み方もチャクラの練り方もスムーズになってきてる。

「ごちそうさま。千雪、早く行こ。」

「待ってもう少しで…ごちそうさま!紗雪、お待たせ、行こ。」

最近、人間姿の時は呼び名を変えている二人。
ミケが紗雪で、タマが千雪。
二人とも、白色だから雪に因んだ名前を考えた。
私が。
二人から頼まれたんだよね。
人間の時はタマ、ミケじゃ嫌だって。
ま、そりゃそうだ。
人の名前としちゃあ、示しのつかない名前だもんね。

「今日も泊まり?」

二人は変化にも慣れてきたみたい。
寝てる時も人間姿を保てるくらいには完璧な仕上がり。
意外にチャクラコントロールなんかも出来るみたいで。コツを掴むのが早かった。
私より出来がいい気がする…。

「ううん、泊まらない。」

「今日はいつも通りに帰ってくるよ。」

専ら、街で出来たお友達の所に遊びに行く。
泊まる時は、お寺みたいな所にみんなで泊まりに行くんだってさ。

「分かった。いってらっしゃい。」

「「いってきます!」」

双子を見送ってから中に入ると、既に食べ終わっていた二匹は仲良く私の寝袋の上に丸まって
いる。

「二人は今日、お出かけしないの?」

『しないよ。寒いし、寝てる方がいい。』

ゴンが答えて、ギンは無反応。
気配はするから多分、ゴンのもこもこお腹ら辺で爆睡中なんだろうね。

『出かける?』

「ううん、家にいるよ。」

私は、右腕の内側を確認する。
そこには、新たに呪印が刻まれている。

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