第15章 決別
そうそう。
新しい隠れ家は、川の国の中流域で谷隠れから距離がある、且つ奥まった洞窟を一部改造したの。
一から新しく作ると、人工物だから目立つと思ってさ、外観重視で選んだ。
内装は土遁で整えて、水回りとか照明とかの生活道具は、サソリさんから教わったカラクリ技術を応用した。
サソリさんの技術、マジで重宝する。
これがなかったら、水を引くのにも一苦労だったに違いない。
ってなわけで、割と住み心地は良くなったのさ。
「さて、あとはのんびりイタチを待つことにしますか。」
「「…もう、変化解いてもいい?」」
「もうちょっと頑張れ。」
「「えぇ〜。」」
「人型の方が色々出来ること増えると思うよ?例えばほら、忍術とか。」
言ったら、分かりやすく目がキランと輝いた。
「忍術…。」
「じゃ、あとちょっとだけ…。」
お、やる気が出てきたみたい。
ついでだから、チャクラのコスト削減も目指してもらえると尚嬉しい。
二人ともチャクラ量は潤沢にあるから、気にしなくてもいいっちゃいいんだけど。
何事もエコ意識って大事よ。