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もう一度、を叶えるために。second

第15章 決別





「どうよ、これ。」

只今、日曜大工の真っ最中。
新しい隠れ家の内装工事中なのだ。
で、大方の目処がついたとこ。

「いいんじゃない?」

「何でもいい。」

「よし、完成〜!」

隠れ家の復活だ!パチパチパチパチ。
双子は疲れたように、お座なりの拍手。

ーまぁ、そうだよねぇ…。

ここ数日は隠れ家設置場所の探索に駆けずり回ってたし、身の回りの日用品なんかも買いに、近くの街まで何度か往復したりもした。
まぁ尤も、双子は始終、変化状態で過ごしてるから疲れるってのも大きな理由だったりもするのだ
が。
…いやね、そのままだと白虎でしょ?
デカいのよ、ほんと。
しかも育ち盛りだからか、最近また体が大きくなった気がするし。
その状態で狭苦しい所(ここ)に入ると、ね。
押し競饅頭なんですわ。
素の状態で休ませてやりたいのは山々なんだけどね、隠れ住むんだったらやっぱり大きいよりかは小さい方がいいわけで。
なんだったらその白銀色の虎柄を隠せるならもっといいわけで。
で、これからの事を考えるなら、人の間で暮らしていくことを覚えるためにも、変化は必須だなって結論に至ったわけさ。
今は疲れるかもしれないけど、いつかどちらの姿でも寛げるようになれば、二人は場所を選ばず
何処でも住める。
人間との縁が切っても切れないのなら、いっそ溶け込んだ方が危険も少ないし。

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