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もう一度、を叶えるために。second

第12章 懐かしい顔と新しい顔



「何だ?あんまし驚かねぇんだな?」

「写輪眼自体、希少種の部類だしね。売れば高値が付くんじゃない?」

生き残りは今や三人だけ。
何処の世界も数が少ない程、値は吊り上がるってもんでしょ。

「なんだよ、もっと怖がりゃ面白いのに、うん。」

「普通は怖がらせないようにするもんなんだよ。」

まったく!

「まぁ、精々気を付けろよ?あいつ、狙った獲物はとことん追い詰める奴だからな。」

「はあ…面倒臭い事この上ないわ。」

そうと分かってて言うか?普通。

おっと、荷物を片付けなきゃ。
調味料はすぐ使うからキッチンでいいか。
野菜は纏めて地下に置いとけばいいや。

荷物をそれぞれの場所に置いて、冷たい水を一気飲み。

「ぷは〜、生き返るわ〜。」

「ガサツな女だな、うん。」

「大きなお世話ですー。」

さて、お部屋に戻ろうかしら。
って思って踵を返したところで「エニシ」と呼び止められる。
振り返ると、イタチが真剣でちょっと怖い顔でこちらを見ていた。

「デイダラと一緒にいた男達を知っているのか?」

「オイラと一緒って…」
「デイダラは黙っていてくれ。」

遮られたデイダラは不服そうにイタチを睨めつける。

「何で、テメェの言うことを一々聞かなきゃならないんだ?あ?」

あら〜ん…?
私、何かイタチを怒らせる事しちゃったかしら…?
特に覚えがないんだけど…。
とにかく、ここは私が口を開かないとまずい展開だわ。

「えっと…?そもそも男達を見ていないんだけど…?」

迷子で逸れた設定だからデイダラと話していた人相を知っていたらまずいヤツ。

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