• テキストサイズ

もう一度、を叶えるために。second

第12章 懐かしい顔と新しい顔





まずは、馴染みの農家さんの所へ。


「こんにちは〜。」

玄関口から声をかけると、人の良さそうなおばあちゃんとおじいちゃんが出迎えてくれた。

「あら、エニシちゃん。いっしゃい。」

「こんちわ。今月も貰いに来ました〜。」

「あぁ、もう一ヶ月経ったんだねぇ。月日は早いもんだねぇ。」

「おや、今日は見ない顔がいるねぇ。」

おじいちゃんが鳥を不思議そうに見上げる。

「デイダラって言うんです。この鳥はこの子が作ってくれたんですよ。」

「へぇ!こんなでっかい鳥をかい!人は見かけによらないねぇ。」

「なんだコラ、クソジジイ。」
「やめてくれる?誰彼構わず喧嘩売らないでよ。ごめんなさい、おじいちゃん。」

私は食い気味で止めに入る。
恥ずかしいったら。

「あぁ、いいんだよ。それよりお茶でも飲んでくかい?」

このおじいちゃん、おもてなしが好きみたいで、来る度にお茶やらお新香やらご馳走してくれる。

「いや、今日ちょっと急いでて。また今度ご馳走になりますね。」

「そうかい、残念だねぇ。ばあさん、準備できたかえ?今日は急いでるんだってよ。」

「あらまぁ。じゃあこん中から好きに選んでもらった方が早いかねえ。」

手招きされたので、お言葉に甘えて倉庫に入らせてもらう。

「すみません。お邪魔しま〜す…。」

うわ〜、野菜ぎっしり。

「どれでも好きなもん、持ってお行き。」

「ありがとうございます。じゃあ、これと…」

そんな感じで、遠慮なく選ばせてもらいましたとも♪

/ 869ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp