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もう一度、を叶えるために。second

第12章 懐かしい顔と新しい顔




チャクラが回復する度に影分身を出して治療、っていう作業をすること三回。
夜半近くになって漸く背中の傷は塞ぎきった。


「あとは細かい傷だけだ。」

お風呂はまた明日だね。
熱も出てきたし。

「こりゃ、明日もベッドの上かな。」

本当は今日出勤日だったんだけど、この状態だから二日のお休みを貰うことに。
兵糧丸と薬さえちゃんとあれば全然問題ないのに。

「作り置きしておけないのがねぇ…。」

これは巻物を自分で改良するしかないのかな。

「よっしゃ。明日は久々に机とお友達になるぞ。」

そうと決まれば、早く寝なきゃ。




夏が近いせいもあって、日が昇るのが早くなった。
朝の六時って言ったらもう空は明るい。
昨日より上がってる熱のせいで体は怠くなっている。

「朝ごはん作んなきゃ。」

布団から抜け出して多目的ルームに向かうと、

「お、起きてきたな!飯はまだか?」

のっけからそんな事を宣うデイダラを殴り飛ばしたくなった。

「…ねぇ、病人に向けて言う言葉がそれなの?」

「何だよ、風邪引いたのか?」

「そうだよ。」

ちょっと違うけど似たようなものだ。

「軟弱だな〜。」

この野郎…。

「帰ってよ。いつまでここにいるつもりよ。」

「さぁな、旦那に聞けよ。」

そう言って、面倒そうに肩肘ついてそっぽを向く。

はあぁ…。
これは、一度ビシッと言うべきだ。
私はダイニングテーブルに座っているデイダラの正面に立って腰に手を当てる。

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