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もう一度、を叶えるために。second

第12章 懐かしい顔と新しい顔





「ナァ…。誰が遊べと言った?」

「「すみません…。」」

「この俺を待たせた代償はどうするつもりだ?あ?」

「「申し訳ございませんでした…。」」

二人揃ってお説教喰らっておりまする…。
足を組んで椅子に踏ん反り返るサソリさんを前に私達正座させられておりますの…。
イメージ通りめっちゃ怖い人や…。

その時、ひそひそっと隣から声がかかる。

(テメェのせいだぞ。)

(いやいや連帯責任だから。あんただって途中からノリノリだったじゃんか。)

(テメェが言い出した事だろうが。)

(でも楽しかったんでしょ?)

(ゔ…。)

「テメェらには反省って言葉がないのか?」

「「ごめんなさい…。」」

「くくくっ。予想通りの図ですねぇ。」

私達を見ていた鬼鮫さんは楽しそうに笑い、イタチは半分呆れていた。

「…そもそも何をしに来たんだ?」

イタチは自分で淹れたお茶を飲みつつサソリさんに聞くと、彼は小さく鼻を鳴らす。

「何処で何をしようと俺の勝手だろ。一々言う義理はねぇよ。」

じゃあ、当たって砕けてみよう。

「はい!質問があります。ここはどうやって知ったんですか?」

「発言を許可した覚えはねぇぞ。」

「偶々見つけたにしては、ちょいと無理があるかなと思いまして。」

だって認識阻害の結界が張ってあるんだもの。
ここ!と定めて来なけりゃ入れないようになってるから。
言ったら、ゴゴゴって音がしそうな程気が鋭くなる。

「テメェは言葉が通じねぇのか?ああ?」

サソリさんて基本無表情なんだけど、纏う雰囲気で感情表現してる気がする。

「教えてくださいよ〜。じゃないと、術の効果が分からないんですもん。」

弱いんじゃ改良しなきゃ。
その前に一旦点検しなきゃな。
改良はイタチにも手伝ってもらうか。

今後の予定を立てていると、目の前から面倒そうなため息が聞こえた。

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