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もう一度、を叶えるために。second

第12章 懐かしい顔と新しい顔



お盆がぶらんぶらんと宙に浮かぶ様に見えるんだけど、実際には肉眼では見えないチャクラ糸で繋がれている。
そのチャクラ糸の先には、ゴツい人(甲羅って言った方がいい?)を脱いだサソリがいた。
アニメで見たまんま、綺麗な人だった。
精巧な人形のような印象。

「ひっ…!」

悲鳴に釣られてそちらを見ると、デイダラはサソリの方を見て顔を引き攣らせていた。
え?何でそんなに怖がってるの?

「グダグダとうるせぇんだよ。お前らこそ外でやって来い。」

一瞬でチャクラ糸を体に繋がれた私達は、引き摺られて外に出ると、ぽいっと空高くまで放り投げられた。

「うそ…!?」

いきなり!?

その時、ボンっ!と音がして空中で大きな鳥が出現する。

「うわっ、ズル!!」

「はっ!ざまぁみろ!テメェは真っ逆様だ!」

こなくそが!!

私はポーチからワイヤー付きを出すと、鳥の翼の根本目掛けてクナイを放つ。
引っかかったところで勢い良く引っ張ると、落下路線から大きく外れて弧を描く。

「てめっ…!」
「おっじゃまっしま〜す!」

そう言って素早く乗り移ると、土凌枷で自分の体を固定する。
同じ土属性なせいか枷が密着していい感じ。

「降りろ!!」

「や〜だね。」

ふんだ。
意地でも降りてやらないから。

「〜〜…!!いいぜ…!だったら泣きを見せてやる!!」

急に鳥が猛スピードで飛び始めたかと思いきや、突然の急降下。からの突然の上昇。
それを二、三度繰り返す。
これはあれだ、前世の言うところのジェットコースターな気分!

「どうだ!!」

減速しながら振り返ったデイダラに、満面の笑みを見せる私。

「もっとやって〜!」

リクエストしたら、鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔をする。

「…はあぁ!?」

「楽しかった〜、もっとやってほし〜。あとこの鳥、凄いすべすべで気持ちいいねぇ。」

ゴムみたいな感触なんだけどゴムじゃない。
粘土なんだだろうけど粘土臭くない。
クッションビーズみたいな気持ち良さ。
べたっと寝転ぶと、ふんわりして寝心地も良し。

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