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もう一度、を叶えるために。second

第10章 ルーツを探しに出かけましょ



「我愛羅くんって誰ですか?」

傍で見ていたユリが問いかけると、エニシは一度ユリの方を見てからまた上空を見上げる。

「砂の子でね、めちゃ強い子。会ったことないんだけど、将来何かと万能になる子なんだよ。」

「その子の術を真似したんですね。」

「うん。その術はね、砂で目を作って自分の片目と繋げるの。それを宙に浮かせて自由自在に何処へでも動かせるのよ。目立たないし、砂だから見つかりそうになったらその場で崩しちゃえばいいし。あの術便利だよな〜って印象に残ってたんだよね。」

カカシは彼に会ったことはあるが、そんな術は見たことも聞いたこともない。
ましてや、そんな器用な術を操れるだけの精神状態でもなかった。
彼は悟られない様にそっと口を開く。

「ふ〜ん…。それっていつ位の話?」

「あぁ、それは忍…、…っ!し、知らない知らない!いいつだったかな〜?あはは!」

途端に慌てふためいて大袈裟に素知らぬふりをするエニシに、ふっと笑う。

「…ま、そう簡単には喋らないか。」

「あ当たり前じゃないですか!」

出来れば、どの時期までエニシが知っているのか、本当のことを知りたかったが。
前に聞いた時は、ナルトが自来也と修行に出る頃だと言っていた。
だが、カカシは鵜呑みにはしていない。
彼女の性格からして、物語の続きがあるのに見ないなんて選択はしないのではないか、と勘繰っていたからだ。

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