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もう一度、を叶えるために。second

第10章 ルーツを探しに出かけましょ



「その通りです。守り人は街長の娘であるシュカが受け継いでいます。」

「一緒に捕まっていたんですか?」

「はい。長とシュカ、長の補佐である俺とリュウとショウが捕まっていました。俺達は血の封印など知らないと白を切り通し、痛めつけられても食事を与えられなくても口を割ることはありませんでした。…仲間を次々に失っても、です。…封印を解くことがどんな事態を招くことになるかを知っていましたから。」

「何が封印されているのか知っているのですか?」

長十郎が問うと、ソウイチは諦めを滲ませた笑みを浮かべる。

「妖刀が封印されています。妖刀の名は銀雪花というそうです。」

「どんな妖刀なんですか?」

「意思を持つ刀であると伝わっていますが、詳しい記録はあまりのこっていないんです。ただ、弱ければ刀に操られる事もある危険な代物だと言われています。」

「操られるとどうなりますか?」

カカシが尋ねると、ソウイチは難しい顔を見せた。

「確かなことは言えませんが…、人が変わったように攻撃的になったり、手当たり次第の破壊を望む事もあったそうです。」

「銀雪花を使い熟せる人はいたの?」

「いたそうです。ただ、その効果の程は伝わっていないので、どんな力を発揮するのかまでは分かりません。」

「成程…。それで、守り人であるシュカという子は何処へ逃げたのか分かりますか?」

ソウイチはカカシの問いに力無く首を振った。

「何処へ逃げたのかは何とも…。”とにかく外へ”。シュカにあったのもその一心だと思います。」

三人はそれを聞いて顔見合わせる。
鍵であるシュカの捜索から始めなければならない。
それも、犯人達より先に見つけなければ。
カカシは内心頭を抱えつつ、口を開いた。

「…犯人に心当たりは?」

こういった場合、大体が犯人を見ていない。
駄目で元々でも聞いておこうと思ったのだが、彼の口からは思いがけない名前が飛び出した。

「主犯格の人物は、木の葉隠れの里のうちはイタチだと思います。」

―……え……?

カカシは驚きに目を瞠った。

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