第10章 ルーツを探しに出かけましょ
「いらっしゃい。好きな所に座って。」
なんてアットホーム。
お客さんようにいい席を用意するわけでもなく、家族みたいに、空いてる席に座って、みんなと同じメニューを食べる。
めちゃくちゃ懐かしい感じ。
串焼きの焼き魚があって、豆料理っぽいのがあって、海藻サラダっぽいものがある。
凝った料理はないけど、体には良さそう。
両手を合わせて「いただきます」と言うと、手前の皿に手を伸ばす。
まずはお魚から。
「うまっ。」
「だろう?」
隣に座っていた男の人から返事が返ってきた。
「めちゃめちゃ美味しいですね。」
味付けがシンプルに塩だから余計に旨さが引き立つ。
「気に入ってもらえたようで、俺たちも嬉しいよ。」
「好きなだけ食べるといいよ。」
「ありがとうございます!」
うれしいな〜♪
魚のおかわりいってみよう!
「食べたなぁ〜。」
満腹満腹♪
素朴で、素材の良さが全面に生かされてるご飯だった。
豆料理も、サラダも基本的に塩味メインだけど、不思議と飽きのこない美味しさだった。
「さて、と。」
さっきダリアさんから教えてもらった復習といきますか。
肩の力を抜いて。
チャクラを額に集めて。
さっき作った芯にチャクラを足して凝縮していく。
…うん、出来そうな気がする。
まずは器づくりから始めてもいいかも知れない。