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もう一度、を叶えるために。second

第10章 ルーツを探しに出かけましょ



「芯を作るといいわ。初めから完成体を作ろうとしなくていいのよ。」

芯か…。
そういえば、雪の結晶の芯は大気中の目に見えない小さな塵だって聞いた事ある。
雪だるまも、小さな雪ボールを作ってから転がすよね。その方が雪がしっかり付くから。

そっか。

芯か。

チャクラを少しだけ集めて、ぎゅうぎゅうと閉じ込める。

出来た。
あー、また崩れた。

「もう一回…。」


四、五回くらい同じことを繰り返して、やっと安定する。

「出来たみたいね。」

ダリアさんが満足そうに笑う。

「ちょっと不安定だけどね。」

「これから強くしていけばいいのよ。そこに魔力を貯められるって感覚はある?」

「あります。雪だるま作る時みたいな感覚ですね。」

ダリアさんは、きょとんとした後、「あぁ」とくすくすと笑う。

「盲点だったわね。言い得て妙だわ。」

良かった。
これで百豪が会得出来れば、創造再生も夢じゃないわ。

「ダリアさん、ありがとうございました。」

「どういたしまして。あぁ、そうだわ。元々違う用事で来たのよ。」

「違う用事?」

何だろう?

「そう。ご飯一緒にどう?鬼鮫って子はいらないって言ってたけど、あなたはどうする?」

わあ〜!
行く行く!!

「ぜひ!お招きありがとうございます!」

エルフのご飯ってどんなだろう?
楽しみ!

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