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もう一度、を叶えるために。second

第10章 ルーツを探しに出かけましょ



「器が脆いのね。先に器を創ることに専念したら?」

「そう思った事もあったんだけど、その器があんまりイメージ出来なくて、創ることすらままならず。」

「あー…、集めてそこへ留まらせて終わりになってたのね。」

「そんなところです。」

「そうねぇ…。私の器を見せてあげられたら良かったんだけど…。」

それを聞いて写輪眼から万華鏡へと切り替える。

「もし良かったら見せてもらってもいいですか?」

「不思議な眼ね。いいわよ。」

「私はうちは一族でして。写輪眼で有名なんですよ。」

「そうなの…。」

知らないのかな?
本当に人間界とは交流がないんだね。
早速チャクラをダリアさんのチャクラに絡ませて、と。

「準備できました。」

「いくわよ。」

流れに乗って魔力を辿っていると、いくつかのポイントで魔力が留まっていた。
額や心臓、丹田と認識できたのは三箇所。
その中でも丹田はダントツの多さ。
とりあえずは、丹田の方を触らせてもらう。
水晶のような球体で、星のような凝縮された熱量。
直には触れず、エレルギーで反発する見えない膜がある感じ。

「凄い…。」

つぶやくように言うと、ダリアさんは「ふふっ」と笑う。
私はそれを見て困りながらも笑った。

「あんな星みたいなの、自分の中に創れるかな。」

私が手を離すと、ダリアさんも手を離した。
すると、同時にリンクも解けた。

「慣れの問題ね、きっと。一度コツを掴めばあとは息をするように出来るはずよ。」

「やってみます。」

私はダリアさんのお手本に沿うように、チャクラを額に集めつつ、そのチャクラを凝縮させるようなイメージを浮かべる。
チャクラを動かすのは出来るんだけど、凝縮させるのは難しい。

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