• テキストサイズ

【進撃の巨人】月と青い鳥

第3章 からだと心



。。。。。。。。。。



急ぎすぎたか…

少し反省もあって体を離すと カナコが不安な顔をして「嫌いになる?」と小さな声で聞いてきた


「ならねぇよ…馬鹿」


カナコの短い髪を指にからませ頭をクシャクシャと撫でると眉間にしわを寄せて笑った

嬉しい時のカナコはこの顔で笑う

笑顔にも種類がある事を俺はカナコで知った



5年間見てきて カナコは芯が強く頑張り屋だと思っていた
だが心の奥に隠していた本当のカナコは 孤独に脅える女の子だった


その部分に今日初めて触れた



「無理して頑張るな 俺は今のままのカナコに惚れてる それにもっと甘えてみろ
頑張ってくれるよりその方が嬉しい…」


「うん…」


カナコは返事をしながら体を俺に向けるから俺もカナコの方へ体を向けた

さっきまで「色っぽい」と言って目を隠したカナコが俺の胸元に顔つける
カナコの首に手を入れ腕枕をして抱きしめるとカナコの体がすっぽりと収まった


シャツを脱いでいる俺の素肌にカナコの顔や唇が触れる…

それに「好きだ」とお互いの気持ちを伝えあったばかりだから どうしても体が反応してしまう

背中に回した手をスルスルと腰へと滑らせてから太股を撫でる カナコの足の間に俺の膝を入れて体をさらに密着させてカナコの下腹部に硬くなっているモノを擦りつけた


それが何か分からないような子供ではないカナコが腰を引く 俺はカナコの太股を掴みまた密着させた


「カナコの全部が欲しい…」


欲棒を好きな女の体に密着させている事がかなりの興奮材料になっている
「欲しい」と言葉にした事もそれに拍車をかけ硬くなり 俺の呼吸も浅くなった


カナコの吐く息が俺の胸をさらに熱くさせる 返事をしないカナコをギュッと強く抱きしめた



急ぎすぎだと思う自分とこのまま全部を欲しいと思う自分との戦いが終わらない


この体勢だと欲望が止まらなくなりそうでカナコの太股を掴んでいた手を離してカナコの下腹部から少し離れようとしたらカナコの方から足をからませてきた



「リヴァイに私の全部… 体も時間もあげる…だから…」


カナコは真っ赤になっている顔をあげて俺を真っ直ぐに見つめた


「私も…リヴァイの全部が欲しい」


「悪くねぇ…カナコにやるよ 俺の全部」


カナコは嬉しそう笑った


/ 182ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp