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ぬらりひょんの孫〜鯉伴、もう一人の子供〜

第13章 封印




『もちろん』

「そうか、ならええんや。
で、次なんやけど...お母さんはご健在?」

『...知らないのよ。気付けば、1人だったから』

私のその言葉に首無達の表情が歪む

「それで陰陽師に助けられたん?」

『ええ。』

「なるほどな、そしたら次。
お母さんは何の妖怪?」

『狐よ、妖狐』

「!へぇ.....」

秀元(やから、呪いをすり抜けたんか...?)

『それで、まだ質問はあるの?』

「じゃあ一旦次で最後...」

『一旦...』

「サクラちゃんはリクオくんが土蜘蛛に勝てると思う?」

空気がヒリつく

『勝てるわ。
牛鬼が修行をみてるんだもの。』

「へぇ...随分自信満々やね。」

『そりゃあ...羽衣狐も倒すって言ってるのに土蜘蛛が倒せないわけないでしょ?』

「確かに、そうやね」

秀元は笑っていた

常に笑っている秀元がさらにニコリと笑った

『それに、破軍が使えるゆらもいるんだし勝てて当然じゃないかしら?』

私がそう言うとゆらが驚いていた





それからさらにスピードを上げ、第二の封印"相剋寺"へと急いだ

相剋寺に近付くにつれ、大きな妖気を感じるようになってきた

周りがかなり荒れている

大きな囲い...?

蜘蛛の糸でグルグルと頑丈に巻かれた大きな柵のようなものがあった

戦っているような妖気の衝突は感じない

もう終わったのかな...?

リクオの妖気を感じる

その瞬間だった

首無たちが物凄いスピードでリクオの元へ向かった

「リクオ様!!」

首無たちが駆け寄った所にはリクオ、イタク、淡島、雨造もいた

「おー、おめぇら。遅かったじゃねぇか。」

リクオがそういった

「リクオ様が...倒されたのですか...?」

首無がそう言った

よく見ると、目の前には縦に斬られた土蜘蛛がいた

土蜘蛛は動かなかった

すごいなぁ、リクオは

「申し訳ございません、側近として力になれず。

合わせる顔がございま...」

首無の言葉をリクオが遮った


「オレの力が足りなかったばかりに、お前達には苦労をかけたな。

首無、河童、黒田坊、毛倡妓、これからも...よろしく頼む。」




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