• テキストサイズ

【ポケモン】パシオで恋して

第18章 決戦、看病、そして一夜



「準々決勝、楽しみだね」

「うん…そしてどちらかが、次の私たちの対戦相手…」

だから、ヒビキくんたちに移さないように断っていたんだね。

シルバーくんなりの気遣いを理解した途端に、気がつかない自分が心底恥ずかしくなった。でもそれを口にしたら、シルバーくんはきっとますます機嫌を損ねる。だから気づいてないフリを貫き、ミモザ先生に渡された用紙の「付き添い」に私とNの名前を書いた。

「ヒビキくんたちには言わないでおくけど、付き添いは私たちがするからね」

「付き添いなんていらない。お前らも帰れ」

言い終わってからゲホゲホと咳き込んでいる。そんな状態を見て、心配するなという方が無理な話だ。

「だけどシルバー、チームメイトとしてキミをほっておくわけにはいかない」

「……」

Nの意見に、シルバーくんは押し黙る。少しの沈黙後、観念したようにボソリと呟いた。

「……もういい、勝手にしろ」

「はーい決まりー」

ぱん、と手を打ち合わせて、ミモザ先生が微笑んだ。




/ 503ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp