• テキストサイズ

【ポケモン】パシオで恋して

第11章 お祭り騒動



「シルバー!ナナ!」

嬉々とした表情でNが近づいてくる。

細身で長身のN。浴衣をすらりと着こなし、まとめ上げた髪が涼やかな横顔を引き立てている。手にはうちわ、頭にはゾロアークのお面をつけて、すっかりお祭りを満喫しているようだ。

「N、浴衣すっごく似合ってる!色がゾロアークとお揃いだね」

「ありがとう、ナナの浴衣もキレイだ」

Nは私たちを見てニコリと微笑む。相変わらず笑顔が眩しい。

「ふたりでお祭りに来たのかい?」

「ううん、公園で休憩してたら会ったんだ。Nはトウヤくんと?」

「ああ、トウヤが誘ってくれて、トウコと3人で遊んでいた」

「あなたたちがNのチームメイトね?」

トウコと呼ばれた女の子が、声をかけてきてくれた。

「話はトウヤとNから聞いてるわ!よろしくね!」

ハキハキと喋るトウコちゃん。ねじり鉢巻にハッピ姿で、見た目も性格も元気で明るい子だ。

互いに名乗り、自己紹介を終えたところで、トウヤくんが庭園を見渡して感嘆の声を漏らした。

「こんな場所があったなんて知らなかったよ。静かで落ち着いているし、風鈴や池もきれいだし」

「私とシルバーくんも、ニューラのおかげでここにたどり着いたんだ」

と切り出し、トウヤくんたちにかんざしのプチ騒動を説明する。話し終わると、Nがじーっとニューラを見つめた。

Nは時折相槌をうちながら、ニューラの心を読み取っている。

何か驚くことがあったのか、一瞬目を見開き、そして優しげに目を細めた。

「ニューラとおしゃべり?」

尋ねるトウコちゃんに、Nはこくりと頷いた。

/ 503ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp