第3章 雪と事件
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昼過ぎにはパラパラと舞う程度だった雪が、チェックインをしにペンションに戻った夕方には視界を奪うほどの猛吹雪に変わっている。
「うわぁ、すごい雪! ねえコナンくん、明日スノボ滑れるかな?」
「どうだろうね……この風だと、明日はリフトが止まっちゃうかもしれないよ」
窓の外を眺めながら不安そうに呟く蘭ちゃんに、コナンくんが苦笑いを返す。
「まあまあ! こんな大雪の夜は、暖かい部屋で美味しい料理を食べるに限るわよ!」
園子ちゃんは呑気に笑っているけれど、外の風の音はどんどん激しくなっていた。
「あの、すみません……!」
申し訳なさそうに頭を下げながら現れたのは、ペンションのオーナーだった。
「本当に申し訳ないのですが、悪天候で一部の部屋の暖房設備が故障してしまいまして……。今夜はお部屋を詰めて使っていただくことになってしまいました」
「えぇっ!? 部屋が減っちゃったの?」
園子ちゃんが声を上げる。
オーナーの話を聞くと、子供たちの部屋として使う予定だった大部屋が使えなくなってしまったらしい。
「2人部屋が4部屋…ですか。」
「申し訳ございません…」
「大丈夫ですよ、ほら、子供達は小さいしいい感じにまとめはれるはずだわ」
「そしたら、おじさんとガキンチョがセットでしょ。デカ坊主と光彦くん、それで私と蘭と歩美ちゃんで寝て…」
園子ちゃんがテキパキと状況を整理してくれる。
「それじゃあ、私と昴さんが一緒ということに、、」
「やっぱり、妙齢のお二人を同じ部屋にするのは…」
「んまぁ、たしかに、、」
JKたちの配慮の声が聞こえる。
「あ、わたしは、全然平気なんですけど」
そう思いながら、隣の沖矢さんの顔を覗いた。