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【DC】殺し屋と一緒。【安室透/降谷零】

第2章 ポアロ




今日はポアロで働いてただけのはずだが。

帰り道に確認したGPSを思い出す。
三ヶ月経っても、彼女の素性の核心につくことはできなかった。
俺の名前を知っていた理由も。


ただ、多感な時期に両親を亡くしており、
親戚を転々としていた経歴があること
原因はわからないが一年前に仕事先に顔を出さなくなりクビになっていたことなど
彼女の精神の不安定さを物語る過去はたくさん出てきた。


怒ってる顔と無表情な顔、あとは下で善がる顔くらいしか俺は見たことがないが、ポアロで働き始めてからは心なしか楽しそうな気はしていた。


涙の跡を再度撫でる。


…少し、調べるか。


そう思ってベッドから離れようとしたとき。



「うわ、」


腕を引かれベッドに倒れ込んだ。





「……狸寝入り?」


いつのまにか反転した視界には
天井と俺の上に跨るハル。


「…いまさっき起きたんです。」


「起きてすぐ、これ?」


「…っ、うるさいです」



そう言ってハルはその小さな唇を俺のに押し付けた。
彼女の髪が耳に触れて少しくすぐったい。


何度も角度を変えてキスをする。舌を使わないフレンチなキス。
必死な姿が可愛くて、理由も聞かずただ彼女の好きなようにさせた。


「んっ、」


たまに漏れる息に少し煽られたのがムカついた。
早く舌を入れろと言わんばかりに口を開いてやると
控えめな彼女の舌が俺に入り込んできた。



「ふ…っ、んん」


「息継ぎ下手。」


少し唇を離した時にそう言って煽ると
少し怒ったような顔をしてから彼女のキスはもっと激しくなった。


「んっ、ふ、っんぁ」

どっちが攻めてるのかわからないくらいの声を彼女はあげる。
上顎を撫でて形を探すように舌を舐めるのは
俺がいつも彼女にするやり方だ。


…覚えてるんだな。


俺が教えたやり方を丁寧にやる姿に優越感と己が膨らむのがわかった。


「んっ、」


少し出てしまった声に、唇を離した彼女は
勝ち誇ったような顔をしていた。

叙情的に長い髪を耳にかけながら彼女がまた顔を近づけたときに
俺は少し体を起こして彼女と抱き合うように座った。

彼女のキスが降ってきて、温かい手で耳とうなじを撫でられる。
負けじと彼女の太ももを撫でて好きなところに舌を当てると
彼女の腰が揺れた。


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