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永遠の恋〜信長の寵妃【イケメン戦国】

第118章 青い花の秘密


「信長様、それは少々考え過ぎです」

少し呆れたように言うと、信長は不満気に眉を上げる。

「考え過ぎではない」

きっぱりと断言されて言葉を失う。

「貴様がその場に姿を見せた瞬間、誰もが目を奪われる。家臣達も今日の商人も…皆、貴様を気にしておった」

「そ、そんなはずは…それは信長様の気のせいですよ!」

「貴様は無自覚過ぎるのだ。己がどれほど人を惹き付ける存在か、まるで分かっておらん」

はぁ…とわざとらしく溜め息を吐かれ、空いた口が塞がらない。

「私はそんな大層な人間ではありません」

「貴様がその場におるだけで場の空気が変わる。少し笑みを見せるだけで皆、緩んだ顔で見惚れておる。それがどうにも気に入らん」

「そんな…それではまるで嫉妬…っ、あっ…」

思わず本音が口から出てしまった。

「嫉妬して何が悪い?貴様は俺の妻だぞ。俺以外の男が貴様に見惚れているのを不快に思うのは当然だろう」

堂々と言い切られ、返す言葉もなく息を呑む。

「ゆえに、見せつけてやったのだ。貴様が誰のものか、皆に分かる形でな」

信長は不遜な笑みを浮かべて朱里を強く抱き締める。
少し苦しいぐらいの抱擁に戸惑いながらも、信長の胸に顔を埋めて朱里は小さく呟いた。

「私が見ているのは信長様だけです」

それを聞いた信長は、一瞬だけ驚いたように目を見開いた。
けれど次の瞬間には、獲物を捕らえた獅子のような自信に満ち溢れた笑みを浮かべる。

「知っている」

満足げにそう言うと、朱里の額にちゅっ、と口付けを落とした。

「だが…足りんな」

「……えっ?」

聞き返した瞬間、今度は唇に優しい口付けが落ちる。軽く重ねるだけですぐに離れていくかと思いきや、離れ際にもう一度深く長く重ねられて鼓動が一気に高鳴った。

「んっ…信長様?」

「貴様が俺のものである証、もっと刻ませろ」

言うや否や、信長は朱里の首筋に唇を寄せ、じゅじゅっ、と強めに吸い上げた。

「っ、あっ…んんっ…!」

快感がじわりと背を駆け上がり、身体から力が抜けていく。
独占欲を露わにするかのような信長の熱い抱擁に、抗うことなく身を委ねる。


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