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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第116章 *7.5章〜休息の冒険者〜*













ーーある日の放課後



ハーツラビュル寮・薔薇の迷路








その日、いつもは寮生の姿しかないはずの薔薇の迷路にはオンボロ寮3人、エース・デュース、更にはジャック・オルト・セベクの1年生が集まっていた


目的は、リドルの夢にて発現したエースのユニーク魔法、相手の魔法を自分と交換する”切り札頂戴”の発動条件を特訓も兼ねて調査するため


しかしジャックのユニーク魔法を交換しようとすれば毛むくじゃらになり、セベクのユニーク魔法を交換しようとすれば完全に雷になることはできず更に一歩も動けなかった






最初はその特訓を中庭の広場で行っていたのだが、周りへの配慮を気にせずに魔法を撃ち合っている様子に、見兼ねたリドルたちの計らいにより、ハーツラビュル寮の薔薇の迷路を拓けた場所に調整し、練習場として貸してくれた







暫く特訓と検証を重ねた結果、”切り札頂戴”は相手の出す攻撃(手札)が確定していること、そしてその攻撃の特性や速度をより理解しているほど交換しやすいのではという仮定に至った


リドルの”首をはねろ”を交換できたのは、火事場の馬鹿力+普段から首をはねられているからという負の経験則から成せたことであったのかもしれない





そんな中、特訓はいつの間にか互いの魔法発現の時期についての話題へと変わっていた





ジャック『魔法が使えるようになったのは9歳か10歳の頃だから、別に早くはねぇな』


エース『オレも同じ年くらいだわ。兄貴が結構早くて、オレは魔法発現しないのかなーって半分諦めてたら、ある日突然って感じ』


セベク『ふん。魔法の発現が早かったからなんだというのだ。それよりも、発現後にいかに鍛錬を積み、技を磨いたかの方が重要だろうが!』




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