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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第116章 *7.5章〜休息の冒険者〜*





グリム『そういやセベクは、夢ん中でスプーン引き寄せられなくて半べそかいてたよな。ニンゲンの年齢って見ただけじゃよくわかんねーけど、だいぶデカく...ふがっ!』


セベク『べそなどかいていない!余計なことをペラペラと喋るな!発現したと思ったらすぐに使えなくなったり..昔、僕の魔法はかなり不安定だった。安定して使えるようになったのは、14歳頃だ』


デュース『僕は12か13歳の頃だったかな。魔法が使えると気づいたのは、ミドルスクールに上がってからだった。落ちてたバットを咄嗟に引き寄せた時に、自分が魔法を使えたことに気づいたんだよな』


オルト『バットかぁ。デュースさんって、ミドルスクールでは野球部だったの?』


デュース『いや、バットは喧嘩の..んんっ!!く、草野球をしてた時だ!』




ついグレていた過去をひけらかしそうになりすぐに言葉を変えたが、明らかに動揺した様子にオルトの目が疑いの色を見せる


見えないようにクスクスと笑うエースやユウたちにひと睨みきかせると、慌てて話題の相手をすぐ隣のエペルへと投げかけることにした






デュース『エ、エペルは?何歳くらいで魔法が使えたんだ?』


エペル『僕?僕は10歳くらいの頃、かな。実家で収穫の手伝いをしてる時に、高いところの林檎を魔法で引き寄せられたことで気づいたんだよね。僕の故郷では魔法を農業に活かしてる人が多いんだ』


セベク『ほう。人間の国でも農業に魔法を使うのか。全て機械頼りなのかと思ったぞ』 


エペル『もちろん機械に頼るところは大きいけど..機械が入れない傾斜地に畑があることも多いしね。品種改良や肥料の開発には魔法薬学が役立つし、飛行術は農地の見回りや収穫に活用されてるよ』


ジャック『実家で魔法薬学に馴染みがあったから、ポムフィオーレの素質があったってことか?』


エペル『えっと..入学前は空を飛ぶのが気持ちよくて、飛行術ばっかりやっちゃってた、かな』


グリム『オレ様も飛行術は好きなんだゾ。なんつーか、魔法士っぽいよな!』


エース『自由に箒が乗り回せるの、いいなー』


オルト『市街地を飛行するには、箒の飛行免許がいるし、練習する場所がすごく限られてるってクラスメイトが言ってたよ』



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