第115章 *閑話カームデイ16 〜リドル~*
感謝している。そんなことを口にしながらも”お前のせいだ”と責める言葉は鋭さを増す。どこまでも人を嘲笑う態度についに我慢できず、頭を思いっきり何度も振り、無理矢理空いた隙間から口をのぞかせた
リドル『っ、ぷはっ!!はぁ、はぁ、このっ、よくも、このボクに散々好きに言ってくれたね!!その減らず口を閉ざして、レイラを取り戻してやるから覚悟おし!』
『[おー、こわぁいね。そんな真っ赤になって、髪色とほぼ同じだねぇ。あはは、嫌いな黒兎にこんなことされてご立腹かな?]』
リドル『ああ嫌いだ!人を嘲笑い、煽り、ボクの大切な人を傷つけ陥れようとするお前が嫌いだね!!』
『[”どうして”]』
リドル『!?どうして、だと?何を当たり前のことを。どの口でそんな事を、』
『[”どうしてそんなこと言うの?
酷いこと言わないで。
ねぇ、そんな目で見ないで。
嫌いな人を見る目をしないで。
汚いものを見るような目をしないで。
あの人たちと同じ目で、私を見ないで
貴方が大好きなのに。
貴方も私のこと好きになってくれたと思ってたのに
本当は私のこと好きじゃなかった?嫌いだった?”]』
リドル『レイラ..?』
『[”....ああ、大好きなのに許せない!!憎い!憎い!憎い!憎いっ!!大好き、でも憎い!!嫌いになりたくない、でも憎い!!なんでそんなこと言うの!私が嫌いならなんで優しくしてくれたの!嫌いなら優しくしないでよ!嘘つき..嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき!!!大好きって、愛してるって言ってたくせに!!嘘つき!!”]』
リドル『!!な、なにを言って...』
『[凄いだろ?でもこれは正真正銘、この子が内側で叫んだ言葉さ。表には出してはいけない、だから内側に閉じ込めてひたすらに叫んでた君への愛憎そのもの]』
リドル『レイラの、言葉..?』