第115章 *閑話カームデイ16 〜リドル~*
クルーウェル『それでは抜き打ちにならないだろ。それに教えたところで、お前たちが真面目にやってくるとは到底思えないからな。
文句があるなら日頃からお利口にして授業に取り組むことだな』
では出席番号順に取りに来い、と声がかかり全員げっそりしながら、殆ど自信のなかった答案が悲惨な状態で戻ってくることを予想し、渋々受け取りに立ち上がった
グリム『ふなっ!オ、オレ様が赤点だと!?そんなぁ〜..』
ユウ『マジか。勘弁してよ親分』
エース『あっぶね〜。ギリ赤点回避成功!』
デュース『...ほ、補習を食らっちまった』
エース『レイラはどうよ?さすがのお前も結構ギリギリだったんじゃない?』
『ううん、大丈夫』
ほら、と見せると満点の上に"Good girl!"とコメントまで付けられた、これ以上無いほど完璧な答案用紙が輝いていた
エース『げっ!?なにその満点の答案用紙!あ〜でもレイラが満点取るのはいつものことだし、相変わらず頭が良いことで羨ましいよ』
『んふふ、褒めて?』
エース『はいはい、よく頑張りました。良い子、良い子』
『〜♪』
頭を撫でる手に心地よく耳を揺らす姿に、エースも自然と笑みがこぼれて手つきが優しく丁寧なものになっていった
エース『てなわけで、補習3人組さんは頑張ってお勉強してきてくださーい!オレはこの後バスケ部あるしもう行くわ。んじゃーな!!』
『ん、また明日ね』
デュース『お前も赤点ギリギリだっただろーが!おい、エース!!...まったく。逃げ足だけは速いやつだ』
ユウ『さて、僕らは大人しく補習に行こうね。その前にレイラはこの後どうする?先に寮に戻る?それともどこか行きたいとこに行く?』
『んと、ユウたちが終わるまで図書室にいようかなって。返す本もあるし、新しいの読んでたらきっとすぐ時間になると思う』
ユウ『分かったよ。終わったら連絡するからそれまで中で待っててね』
『ん。じゃあ3人とも、頑張ってね』