第115章 *閑話カームデイ16 〜リドル~*
リドル『お前たち..』
エース『それにあの時も言ったけど、リドル寮長は相手を褒めるとか謝るとか、そういうのを勉強して。あんたがレイラに言ったことがどんだけあいつを苦しめてるか分かってないっすよね?』
リドル『分かっているよ!だから毎朝早く寮を出て、彼女の元に赴いているんじゃないか!だけど会うことすら許されないんだ..お前たちがユウに一言促してくれれば、こんな3日もかからずに..』
エース『それ』
リドル『"それ"?』
エース『その感じ、謝りに"来てやってる"って言われてるみたいで、すっげーイヤ。ここにユウがいたら、あんた間違いなくぶん殴られてたよ。
あいつに言ったこともう忘れた?』
"二度とこの寮に足を踏み入れるなと言ったはずなのに、よくもノコノコと来れたものだね!!"
"大した魔法も使えず、いつも人に寄生するようにくっついて、1人じゃ何も出来ない役立たず!
この..呪われた忌み子が!!"
"お前なんかに起こされたくない!お前みたいな醜悪な化け物と肩を並べて過ごす現実なんかにもう戻るものか!!"
"この世界に、ボクの世界にお前などいらない!!"
リドル『.....っ』
夢に浸っていた己の言葉が頭に響く。自分でも愚かな事をと何度も自責の念に駆られ、その度に胸が串刺しにされるような鋭い痛みに苛まれてきた
もしあの場に今の自分がいたら間違いなく首をはねて還付なきまでに燃やし尽くしていただろう。そんな今更とも言える行き場のない怒りと後悔は日毎に募り積もっていく
リドル『忘れてなんか、ない。忘れられるわけがないだろう..昨日のことのように、覚えているんだから』
エース『だったら尚更、自分のそういう考えをちょっとでも変えてけよ。あんたがそんな内は頼まれたってぜーったいに協力しないから!』
デュース『おいっ、流石に言い方が..』
リドル『っ、うぎぃ...っ..!』