第114章 *閑話カームデイ15 〜騎士’s~* 注:裏表現
リリア『やっぱりイチャついとったか。まあよい。シルバーも同じように胸の内に芽生えた気持ちを伝えに行ったというわけじゃ』
セベク『シルバーも、僕と同じ.....っ!それは』
リリア『おぬしも行きたければ行って良いぞ?あの子は見た目によらずたまに強引なところがあるからな。下手すれば、可愛い兎は食われてしまうやもしれん』
セベク『っ!リリア様、僕もオンボロ寮に戻ります。道中の伴を出来ずに申し訳ありません』
リリア『よいよい、自分の身は自分で守れる。それより....もし朝帰りするようならば一言メッセを送るんじゃぞ?』
セベク『なっ、そ、そそそのようなことは、まだ致しません!!!』
真っ赤な顔で軽く会釈をし、先に戻っていった背中を追いかけ走り出す。必死に追い求めようとする2人の弟子の姿にリリアは面白おかしくなり喉を鳴らして笑った
リリア『"まだ"か...くふふ、2人とも若いのう。さて、このことをマレウスに報告せねばな。きっとあやつもわしと同じように微笑ましく思いながらも、羨ましいと駄々と捏ねるやもしれんな。くふふ....
ん?待て..もしや、わしってまた敵に塩を送ってしまったか???』
オンボロ寮
ビー!ビー!ビー!
ゴーストA『おやぁ、こんな時間にお客さんが来たようだねぇ』
グリム『なんだぁ?気のせいじゃねーのか?』
コンコンコン!!
ゴーストB『ほら今度はノックした。もしかして、グリ坊を攫いに来た怖ぁいゴーストかもしれんぞ〜?』
グリム『ふなっ!?オ、オレ様、なんも悪いことしてねーんだゾ!!へ、へーん!ゴーストなんて怖くないもんね!こうなったらオレ様の炎で丸焦げにして..』
ユウ『んなわけないでしょ。僕が出てくるからお鍋見といて。勝手に摘み食いしたら量減らすからね』
オンボロ寮・玄関
しっかりとグリムに釘を刺してエプロンを畳むと、心配そうに見つめるレイラの頭を軽く撫でて玄関へと向かう
とはいえ夕飯時に訪ねてくるようなことは珍しく、念の為ゴーストでも不審者でも友人でもいいように、警戒しながらそっと玄関のドアを開ける