第114章 *閑話カームデイ15 〜騎士’s~* 注:裏表現
オンボロ寮・玄関
リリア『今日はご馳走になった。ではまた学園で会おう』
『ん。またね』
セベク『世話になった。次会う時までにはグリムの横柄さを少しでも改善しておけ』
ユウ『約束はできないかな〜』
グリム『にゃに?オレ様には直すところなんかこれっぽっちもないんだゾ!!』
セベク『そういうところだ』
シルバー『....レイラ』
『ん?』
シルバー『..いや、何でもない。今日はありがとう。また、学園で』
『?..ん。またね』
小さく手を振り帰っていく3人の背中を見送りながら、どうも様子のおかしいシルバーのことが気がかりで仕方なかった
『シルバーさん、なんか元気なかった』
グリム『そうか?いつもペラペラ喋るようなやつじゃねーし。あんまり変わって見えなかったんだゾ』
ユウ『...ご愁傷様です、先輩』
グリム『なんか言ったか?』
ユウ『なーんでもなーい。さ、お茶片付けて夕飯の準備しないとだね。2人とも、体も冷えるしそろそろ中に入って』
グリム『おう』
『ユウ、私..』
ユウ『レイラも中に入って。
大丈夫、きっと"忘れ物"を取りに来るだろうから』
『ん..』
ユウ『良い子。(あーーー本当なら全力で追い返したいんだけど、レイラも気になっちゃってるしお膳立てしてやりますか。
ただし!今夜は!絶対!僕が!一緒に!寝るんだからね!!!)』
ナイトレイヴンカレッジ・メインストリート
薄暗くなった空から冷たい風が頬を掠める。メインストリートの明かりがぼんやりと足元を照らし、3人はディアソムニアへの帰り道を歩いていた
先頭を歩くリリアがちらりと後ろに目をやると、俯いたシルバーの顔には真上からの明かりで生まれた影が落ち、明らかに元気をなくしている様子に小さくため息をついた
リリア『どうしたんじゃ?久しぶりにあの子に会えてあんなに喜んでおったはずが、今はそのしょげた顔を引っ提げて』
シルバー『..いえ、俺は..』