第114章 *閑話カームデイ15 〜騎士’s~* 注:裏表現
『ん..ちゅ...はぁ...気持ちいい』
セベク『(口づけとは、こんな甘美な味がするのか..だが足りない。この程度では足りない)』
『(このままだと、食べられちゃいそう..)セベク』
セベク『なんだ』
『そろそろ戻らないと、みんな待ってる』
セベク『...ああ、そうだな』
ちゅ、と最後に額にキスをしてベッドから体を起こす。倒れたままのレイラも抱き起こして、ムスッとしながらも乱れた髪と服を整える
名残惜しいとあまりにも分かりやすい表情にレイラは小さく笑い、お礼も込めて頬にキスを返すと先程までの威勢の良さはどこへやら、いつものように顔を赤らめ視線をそらした
?『.....っ』
部屋の外で一部始終を見ていたその人物は、美しいオーロラの瞳に影を落とし、胸を押さえながら静かにその場を後にした
ユウ『なぁんでスマホ取りに行っただけのレイラがあんなにも時間かかったの?それに、な ぜ か !セベクも一緒に戻ってくるしさ』
セベク『な、なかなかこいつが戻らないから、僕が見に行ったのだ。そこで少し話をしていたら長くなっただけだ』
ユウ『ふーん。話、ねぇ..』
セベク『なんだその疑いの目は!』
ユウ『ただ話をしてただけで、レイラの首に赤い痕が残るわけないんだよなぁ..』
セベク『!!』
リリア『ユウ、許してやってくれんか。セベクもようやく理屈だけでなく感情に従って動けるよう成長したんじゃ』
ユウ『..今回だけ先輩の顔を立てるのと手を出さなかったことに免じてあげる』
『ユウ。そっち行っていい?クッキー食べたい』
ユウ『うんいいよ。あーんしてあげるね♪』
シルバー『........』
リリア『シルバー?どうした難しい顔をして。腹でも下したか?』
シルバー『!..いえ、なんでもありません』
リリア『?』