第114章 *閑話カームデイ15 〜騎士’s~* 注:裏表現
それと同時に、自分もまた同じ女性を愛してしまったことで胸を焦がすような嫉妬心も募っていた
リリア『(わしも同じ想いだと言いたいが、レイラを困らせてしまうと考えて口が回らん。年をとると、どうも昔のように感情のまま素直に言葉を紡ぐことが出来なくなってしまうな)』
シルバー『ごほんっ!レイラ、今のは聞かなかったことにしてくれ。俺も感情が昂ってあけすけに伝えてしまった』
『えっと、ね..恥ずかしかったけど、その....すごく、嬉しいよ。だから、あ、ありがと』
シルバー『そうか..良かった』
グリム『2人ともすげー真っ赤になってるんだゾ。それに比べてこいつらは..』
ユウ『ユルサン、ユルサン、ユルサン、ユルサン、ユルサン、ユルサン、ユルサン、ユルサン...』
セベク『〜〜っ..(なんなのだこの胸の奥を掻き毟られるような苛立ちと焦燥感は!!今すぐにでもレイラの腕を掴んでシルバーから引き離して、遠くに連れ去りたくなる)』
『リィさん、ぎゅーして』
リリア『よしきた。それ、ぎゅーじゃ♪』
『んふふ..あったかい』
リリアとの抱擁は背が近く細身の似た体型もあって、包み込むようなものではないが、それでもかつて王国近衛兵の右大将として振るったその細腕の力強さが、しっかりと体を密着させる
お互いに頬を擦り寄せ、じゃれ合い混じりの頬への口づけをすると、見つめ合って笑い出した
『んふふふ』
リリア『くふふ、愛いやつじゃな』
ユウ『なんだろう。先輩だってあの子を狙うライバルのはずなのに、あのやり取りが微笑ましく見えてくる』
『ん』
セベク『僕はいい』
『ん!』
セベク『いいと言っている!』
『ん〜!!』
セベク『しつこいぞ、レイラ!!』
両手を広げハグを求めるも、照れ隠しMAXレベルによる拒否を繰り返してn回目。まだ夢の中で共に戦っていた時の方が素直だったと思えるほど、全く靡いてくれない様子にレイラはムゥと頬を膨らませた