第114章 *閑話カームデイ15 〜騎士’s~* 注:裏表現
ユウ『紅茶でいいですか?』
シルバー『ああ....何か手伝えることはあるか?』
ユウ『先輩らは客なんで大人しく座っててください』
『ユウ、私も一緒に..』
ユウ『レイラも先輩たちと待ってて。お茶を待つ間にお客様の話し相手をするのもおもてなしだよ』
『ん...』
軽く髪を撫で部屋を出ていった後ろ姿を見送ると、ユウに言われたようにリリアたちの話し相手をするために、少し迷った末に隣が開いているセベクの所へ腰掛けた
セベク『な、なぜ隣に来る』
『空いてたから....やだった?』
セベク『嫌とは言っていない。ただ..』
『ん?』
グリム『じゃあオレ様おめーらの間に座るんだゾ!』
『わっ!』
セベク『なっ!』
ボスンッ!と勢いよく二人の間を割るように飛び込むと、満足げにその場で寝転がり始めた。そんなことしたら..とヴァンルージュ親子が思ったも束の間、案の定腹を立てたセベクが首根っこを掴み上げた
セベク『グリム!この寮の者とはいえ横柄に振る舞うなど、礼儀の1つも知らないのか!!』
グリム『うるせー!おめーがレイラが横にいるとモダモダ文句言うから、こうしてオレ様が間に入ってやったんじゃねーか!』
セベク『文句など言っていない!』
グリム『じゃあいちいちボヤくんじゃねー!』
『ぁぅ、もう、2人とも...』
シルバー『すまないレイラ。折角招いてもらったのにこんな小競り合いを..怖がらせてしまったか?』
『ううん、怖くないよ。2人とも仲良しさんだから』
『『誰がだ!!』』
『ほらね』
リリア『くふふ、おぬしの言うとおりじゃな。出会った頃からすれば随分と戯れ付き方も変わった。互いに認めあった友人だからこその小競り合いじゃな』
弟子の成長にうんうんと感慨深く頷きながら、思い出したように"そうじゃ!"とポケットからスマホを取り出した
リリア『この前シルバーと麓の町に出掛けたときにな、おぬしが好きそうなスイーツを見つけんじゃ。気にいるか分からんかったから、写真だけ撮って来たぞ....これじゃ』
『わわっ、美味しそう..食べたい』