第114章 *閑話カームデイ15 〜騎士’s~* 注:裏表現
『なんでぎゅーしてくれないの?』
セベク『する必要がないからだ!僕はシルバーと違ってそこまで心配していない!どうせお前のことだ。いつの間にかふらっと戻って、いつものようにヘラヘラと笑っていると思っていたからな』
リリア『レイラが倒れた時、頭が真っ白になって震えておった奴が何を言っとんじゃ』
シルバー『それに、戻ってくるまでの間の鍛錬も、どこか身が入っていないように見えたのは俺だけか?』
セベク『なっ..!?それは、その...』
グリム『図星じゃねーか。観念してさっさと抱きしめてやればいいんだゾ』
ユウ『僕が許してる内にしなよ』
セベク『〜〜っ..今は、し、しない!!』
『『『("今は"って言った...)』』』
『むぅ..』
ユウ『はいはい、ったくしょうがないな。とりあえず、玄関でワチャワチャしてるのもあれなんで、3人とも上がってくださいよ。何かお茶でも淹れますから』
リリア『良いのか?こちらとしては見舞い品を渡せたらそれで良かったんじゃが..』
ユウ『勿論お忙しければこのままどうぞ。ただ贈り物をしていただいたんで、客人はおもてなししないと』
リリア『おぬしはよく出来た監督生じゃな。ならば遠慮なく上がらせてもらうぞ。おぬしらもこの後は空いておるじゃろ?』
『『はい』』
ユウ『ほんじゃ、どうぞ。レイラもグリムも良いよね?』
グリム『しかたねーな。許してやるんだゾ』
『んふふ、嬉しい』
オンボロ寮・ゲストルーム
リリア『おお、これが噂に聞いたゲストルームか。うむ、手入れがよく行き届いておるな』
ユウ『まだ家具とか飾りとかそんなないですけど、4人くらいは同時に招く分のソファーやテーブルはあるのでくつろいでください』
まだ飾り気のないシンプルな作りの部屋に、二人がけのソファーが2つと大きなテーブルが1つ。ユウの趣味で観葉植物がいくつか置かれ、よく磨かれた照明が部屋全体を優しく照らす
初めて訪れたリリアたちは興味深そうに辺りを見渡し、薦められるままソファーに腰掛けた