第113章 *閑話カームデイ14 ~ルーク~* 注:裏表現
『私も..その、気持ちいいこと、すごく良かった。でも途中から頭クラクラして、何も考えれなくて、気持ちいいってことしか分かんなくなっちゃった..』
ルーク『私もさ。理性は最後まで残すはずだったのだけど、あまりにも君が愛おしくて、もっと気持ちよくなってもらうことしか頭になかった』
労るように腰を撫でる優しい手付きに安心して息を吐くと凭れ掛かかったまま首元に擦り寄る
甘えてくれることに自然と笑みがこぼれ、"君は本当に愛らしいね"とルークは一層抱く力を強めた
『ねぇ、ルクさん』
ルーク『なにかな?』
『もう、私とは気持ちいいことしてくれない?』
ルーク『!何故そんなことを言うんだい?』
『さっきの言葉..もう、終わりみたいな言い方だったから』
ルーク『..勘違いさせてしまったみたいだね。確かに君との一夜は素晴らしかった。けれど、私は一言も"これで終わりにする"とは言っていない』
『んっ..ぁ..ん、ふふ..』
ベッドに押し倒され柔い首筋に舌が這う。ゆっくりと吸い付き新たな赤い花が咲くと、ルークは耳に口づけて声を落として囁いた
ルーク『この印が消える前にまた君を奪いに行くよ。勿論、その先も何度でもね』
昨晩のような危険を孕んだ雰囲気に身震いする。それでもまた求めてくれる嬉しさに心が満たされ、唇を這わせる彼の背中に手を回した
『ありがと。私もね、ルクさんともっと気持ちいいことしたい。いっぱい愛してくれて、すごく嬉しかったの。だから...ありがと』
ルーク『レイラくん。私の愛しい人(マ・シェリ)』
『んふふ、ルクさんもそんなお顔するんだね』
ルーク『どんな顔をしてるんだい?』
『ちょっと怖いけど優しいお顔。ギラギラしてて、でも甘くてとろけてて..ヤキモチやいた時のユウとかエースとかデュースもそんなお顔するの。んふふ..そういうの、好き』
ルーク『(こんな時でも他の男の話をするんだね。なんて愛おしくて憎らしい子なんだ)』
胸の奥に僅かな淀みを抱きつつも、朝の日差しに照らされた楽しそうな顔に何も言えなくなり、ただ戯れのように抱き合い、暫し朝食までの時を過ごした