第113章 *閑話カームデイ14 ~ルーク~* 注:裏表現
『っはぁ..ルク、さ..』
ルーク『もしやと思い、魔力を込めてみたけれど..どうやら私の考えは正しかったようだね。レイラくん、君は汚染された魔力を上書きしようと飢えている状態なんだね』
『ぁ、や..だ、だめ...』
ルーク『レイラくん?』
『ーーキス、やめちゃ、だめっ』
ルーク『っ!?ん..』
噛みつくようなキスに目を見開く。ここまで情熱的に求められたのは初めてで、一瞬思考が飛びそうになるのをなんとか戻す
求められるまま舌を絡め、吸い付き、そこに魔力を込め続けると、気持ちよさそうに細められた瞳に涙が浮かぶ
『はぁ、ん、ふ...ぅっ..ちゅ..(きもちいい、あったかい、好き、好き、ルクさん..)』
貪り合うようなキスを交わし、酸欠気味になったところで唇が離れると、銀色の糸がプツリと途切れ扇情的な空気が充満する
ルーク『っはぁ..君という人は、なんて恐ろしい女性なんだ。本来ならあのまま帰してあげるつもりだったのに』
『はぁ、はぁ..な、に?』
ルーク『欲望のままに囲ってしまうのはいけないことだと、己の気持ちに蓋をしていたんだけれどね。
蓋をこじ開けてしまったのは君だ』
ハンターグリーンの瞳にどろりと仄暗い色が混じり合う。それは狩人というよりも獲物を捕らえようとする凶暴な肉食獣のように見えた
被食者の本能が逃げろと叫び、後退ろうとすると長い腕に抱き込まれ耳にキスが落ちる
ルーク『君に説いたように、私も気持ちを曝け出すことにしたよ。純粋さもない真っ黒で淀んだ感情をね』
『ルクさん?』
ルーク『今夜、君の時間を私にくれないかい?私に、愛する人と特別なひと時を過ごす喜びを与えておくれ』
『それって、あの..す、するの?ぁぅ..え、えっちなこと..』
ルーク『..必要なものもあるだろう。一度寮に送ってあげるから取りに行っておいで。私は君が戻るまで待っているよ』