第111章 *幕間の章*
窘めるヴィルの横で1人頭の上にハテナを浮かばせるカリムに、こそりとアズールが耳打ちすると小麦色の頬が少しだけ色づいた
リドル『万が一のことがあれば、レイラに望まない責任を負わせてしまうことになる。そして治療に参加した生徒も、僕たちも共に責任を負わなければならない』
『『『....』』』
イデア『あー..そのことについては一応対策はとってある。行為を伴う治療をする場合には、必ずこちらで用意した薬を飲んでから行うこと、って。ちなみに中身は...何となく察してくだされ。
(本当は薬飲む必要はないらしいんだけど一応ね)』
対策はとってあるからと聞くなり、ホッと胸を撫で下ろすリドルたちを横目に、イデアは神妙な顔つきのままタブレットに視線を落とし、厳重な極秘ファイルを開いた
イデア『(検査をしてる中で偶然発見されて、本人にも今のところ秘密裏にはしてるけど...
ヒロイン氏にも、僕たちと同じように祝福/呪いがかけられている。恐らく種の繁栄を制御する特殊な魔法が..)』
マレウス『ーーどうしたシュラウド?顔つきが更に暗くなっているように見えるが。何か懸念事項でもあるのか?』
イデア『!..な、何でもない。あと顔色が悪いのは前からなので気にしないでくだされ。とにかく、そういうことだから教k..リドル氏もアズール氏も、学園長もご理解とご協力をお願いしマス』
万が一の時はS.T.Y.Xもフォローやサポートに入ると伝えると、リドルとアズールは少し迷いながらも頷き、最後まであれこれ言葉を並べていたクロウリーも、現時点での治療法と何より時間がないことを重ね畳み掛けると渋々良しとすることにした
学園長『ああ〜、我が校の品位がぁぁ..』