第111章 *幕間の章*
『ーー愛してる人?』
うん、と頷くとレイラの頭にユウを初めにエースやデュース。これまで紆余曲折を経て親交を深めた大切な彼らと関わりの深い生徒たちの顔が浮かび上がる
『みんな大好きだし愛してる。大切なお友だち』
主任『.......』
ふわりと笑う愛しい人を想うその顔はあまりにも慈愛に満ちていて、そしてどこか儚いそれは旅を見守っていく中で何度もそれは見ていた
関わる生徒たちに甘えたり、逆に好意を向けられて嬉しそうに笑う姿を思い出し、恐らく恋を知らず友情の延長線を歩いているのではと考えた
だが1つ疑問点が浮かび上がる
彼らが向ける視線や言動は、形はそれぞれでも間違いなくレイラという1人の女性への情愛。それでも本人にとっては仲の良い友人
だが交際している相手がいないのであれば、今まで旅で見てきた色を含んだ触れ合いの数々は何なのか
主任『(多分、色々と履き違えちゃってるのよねぇ。みんなとはある意味"両想い"なんだけど微妙にズレてる。後々拗れなきゃいいんだけど...でも、今回の事に関しては寧ろ好都合かもしれない)』
『どしたの?』
主任『何でもない。話を戻すけど、その大好きな人たちとどこまでしたことがある?』
『どこまでした?何を?』
主任『何をって、ふふ。それはもう.......
えっちなことよ』
『...................ぁぅぅ//』
甘い声で囁かれた言葉にボンっ!と音が聞こえてきそうな勢いで白い頬が真っ赤に染まる。今まで何人もの手でたくさん愛され、散々味わった激しい快楽と自分の嬌声が蘇り、恥ずかしさに纏った布団に顔を埋めた
主任『(あらあら、顔を真っ赤にしちゃってカワイイ♪)ごめんね。別に恥ずかしがらせたいわけじゃなくて、そういう経験があるかどうかを聞きたかったの。貴女の治療に重要なことだしね』
『ぇ?』
主任『別のものを介してっていうのは、触れ合うことでも渡せるっていうこと。でもただの触れ合いじゃない。
粘膜接触による魔力の分与』