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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第21章 バレンタインなる物があるらしい


『ちかれたー』

「お疲れ様、海影。」

「じゃあそれぞれバレンタインチョコを配りに行きますか!太刀川さんから鬼スタ来てるよ〜」

海影から各隊用のクッキーを受け取ると自分が作ったお菓子を持って玉狛を後にする。

「ここで解散だね!加古さん。海影をよろしくお願いします。」

「任せて。海影ちゃん。迷子にならないように双葉と手を繋いでてね。」

『それは逃げないためにじゃないんですか?』

「海影先輩は大人しく私と手を繋いでいればいいんです。」

『あ、ハイ。』

辛辣な言い方に海影は何も言えなくなるとそのまま双葉と手を繋いだ状態で本部へと戻った。
本部では入口で先に帰っていたはずの国近が待ち構えており、次は国近と手を繋いで太刀川隊の部屋に戻った。

「おお。海影。おかえり早速だが……」

『はいコレ。みんなで食べる用のクッキーこれが僕からのバレンタインだよ。』

「出水にはやらないのか。」

『あげたいけど何処にいるかわかんないし帰ってきたら渡すよ……その前に迅と上層部にだな。』

そういって海影は太刀川さんに見送られながら、上層部の部屋へと向かった。

コンコン……

「入りなさい。」

『失礼します。正宗伯父さん。』

「どうかしたのか?」

『今日バレンタイン?をしたんだ。だからお菓子持って来ました。この前の本のお返しもしたくて……』

「そうか。お前がこうしてお菓子を作ってくれるのも大規模侵攻以来だな。」

城戸はふっと笑いながら受け取ると、クッキーを1つ口に入れる。

「やはり上手いな。お返しは何がいい?本か?お菓子か?」

『要りませんよ。今の環境を与えてもらっているだけでありがたいので。』

「そうはいかない。来月の14日を楽しみにしておきなさい。」

城戸はそう言うと海影の頭を優しく撫でるとクッキーをまた食べる。
お返しってなんだろう?そういえばこのバレンタインって言う行事の仕組み聞いてなかったな。
アフトクラトルではそういうこと無かったし。

『?わ、わかりました。』

城戸の部屋を出て次は鬼怒田さんの元へ開発室に行く。
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