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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第21章 バレンタインなる物があるらしい


『そりゃ今日知らされたからね。それも朝一発目に。』

「ごめんね!ちゃんと知らせるつもりが、海影ちゃんリャインのグループに入れてなかったから。あ、でもみんなそれぞれ作ってあげる人は決めてあるから、海影も決めて……」

「何言ってるの!栞ちゃん!海影が作る相手といえば1人しかいないじゃない!」

「あ、そっか。海影ちゃんはもちろん──」

『迅にでも作るか。世話になってるし』

その瞬間その場がざわつき凍りついた。
すると小南と宇佐美がダメダメ!と大声をあげながら首を横に振る。

『なんでダメなの?公平ってモテるらしいじゃん。太刀川さんが言ってた。毎年いっぱい貰うって。僕のなんてきっと要らないよ。』

「そんなことない!(太刀川さん。要らん情報言うんじゃないわよ!完全に海影気落ちしてるじゃん。)」

『逆になんで迅に作るのがダメなの?』

「ねぇ……だって迅さんもねぇ。」

海影だけが知らないが迅は出水の恋敵だからだ。
この前行われた節分鬼ごっこで、出水に堂々と海影のことが好きだとみんなの前で豪語した彼に作ったとなれば、出水が拗ねるのは確実。
また米屋と緑川、太刀川辺りが八つ当たりをくらうだろう。
それに記憶をかき消される前に既に海影は出水に告白しているつまりまだ承諾していないが親友以上恋人未満って言う状況だ。
私たちはさっさとくっついて恋人同士になればいいと思っているが、出水が記憶が戻るまで告白しない!と言っているので中々この関係が進まず女子メンバーは手をこまねいているのだ。

『じゃあ、迅と太刀川隊に作る。後、上層部にも。これならいいだろ?』

【それなら……】

みんなはそれぞれの顔を見合せて、うんうんと頷いてそれぞれに作業を始めた。
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