• テキストサイズ

銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第20章 太刀川さん提案『節分鬼ごっこ!?』【番外編】


さっきまで出水を守りながらの行動から迅たちが現れると、まるで水を得た魚のように自由に戦う海影。
それを見ていた出水は少しモヤモヤとした気持ちが胸に残る。まるでお気に入りのおもちゃを取られた時の子供の気持ちに近い感じがした。

そりゃ迅さんと小南は旧ボーダーで海影の得意不得意はわかるはずだ。ボーダー歴でいえばあっちの方が上だ。
5年前の戦争も一緒に経験してるっぽい。
だが、俺の方が海影が小さい頃から一緒に居るし俺の方が海影のことを知ってる。
なのに【なんでアイツはいつも俺を頼ってくれないんだ?】

「出水!戦闘に集中しろって言っても無理だよな。でも出水お前が海影を守れないなら、俺は海影をお前に渡す訳には行かない。」

「どういう意味ですか? 」

「俺は海影が好きだ。お前と同じようにな。」

「ッ!」

「いざと言う時に海影を守れないならお前に海影は譲れない。今のお前じゃ海影が背負った業を背負いきれないだろう。それだけは覚えてろ。」

「(わかってる!わかってるよ!でもアイツは俺を求めてはくれないッ!)」

「おい!何喋ってる!やる気ないなら失せろ。」

影浦はそう言うとほおけていた出水の心臓を貫く。
すると出水はベイルアウトしてしまった。

『公平!?』

「悪りぃ。ちょっと気い取られてて。」

『戦闘中に考え事はダメだよ。あとはゆっくりしてて。』

海影はそのまま無線をオンにして走り、今もスコープ越しにこちらを見ている絵馬の元に向かう。

『補足した。』

「(相手は海影先輩か……これじゃ逃げられないな。)」

『絵馬君ごめんね!』

そう言うと絵馬の心臓をモールクローで突き刺し、周りにメテオラを叩きつけた。

『バレバレですよ!王子隊の皆さん。』

砂煙の中微かに動いた背後に海影はバックワームごと、王子隊のアタッカー樫尾由多嘉を貫く。

「なんでバレ─────」

『次はシューターを落とそう。王子先輩は最後かな。』

「ハウンド」

『やっぱり来た!』

ハウンドをシールドで塞ぐと海影は王子隊シューターの蔵内和紀に仕掛ける。
懐に入ると超間近でメテオラを展開させて、吹っ飛ばした。
/ 324ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp