銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】
第19章 女子会とランク戦
「まず俺からだよ!つくもん先輩!」
それから5本先取戦闘が始まった。
『(小柄で機動力がある。でもこっちの方が早い!サイドエフェクトを使う必要はないな。攻撃が見え見え。)スコーピオンだけで足りそうだな。((ボソッ…』
「嘘ぉ、はやっ!!つくもん先輩!これレベルアップしてな─────」
『戦闘中にお喋り禁止!』
ズバッ!!
緑川vs九十九 0対5
「やっちまったーつくもん先輩、レベルアップしすぎでしょ!しかもスコーピオンしか使わなかったんだよ!?」
1回戦目で緑川を負かした海影に誰もが注目する。
「あの緑川が負けた?あの眼帯やばすぎだろっ。」
「2回戦目は誰だ?村上先輩らしいぜ!ほら!始まった!」
2回戦目 開始
『(この人。確かガロプラの作戦の時に居た盾使いだよね?)』
海影は両手にスコーピオンを握ると村上に突っ込んでいく。
「はっ。所詮はただの得体の知れない奴だな。こりゃ村上先輩の勝利だろう。」
みんなが口を揃えてそういった時だった。
『(この盾使いの行動は覚えてる。なんの問題も無い!) 』
機動力と剣の正確性で村上に切り傷を与える。
攻撃が来ると認識した頃には既に切られたり刺されているので盾が追いつかないのだ。
「(これが海影の本気っ!速さについていけない。これで昔は孤月だったんだろ?サイドエフェクトも使ってる様子もない。流石小南とやり合える実力を持てるだけある。)」
村上vs九十九 0対5
「あちゃー村上先輩でも負けたかぁ。」
「動きが以前の海影とは違う。特にスピードと剣の正確性がかなり上がっている。アフトクラトルで磨かれたんだろうな。」
「何言ってんだ?村上。海影はまだ本気じゃないぞ。」
「「えっ!?」」
太刀川の一言でその場がざわつく。確かにサイドエフェクトを使ってはないとは思っていたが、本気を出してない!?だってあの動きは以前の海影の動きではなかったはずだ。