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銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】

第19章 女子会とランク戦


「泣くことかね。」

「(城戸さん貴方は気づいてないと思いますけど………この光景は旧ボーダー以来ですよ。)すみません。歳をとると涙脆くて。あ、そうだ!海影に用事があったんだ。」

『何ですか?』

「海影のスマホとトリガーだ。今は赤月を起動しているんだろ? トリガーの内容はお前が使ってた通りのやつにしている。もしトリガーを変えたいなら国近君に言いなさい。お前は今日から慶の隊に入るんだから。」

『分かりました。』

御影はこくりと頷く。そしてノーマルトリガーを受け取る。忍田はこれ以上は邪魔にならないように仕事があるからと去って行った。ブラックトリガーを解除すると、ノーマルトリガーを起動させた。
頭の角は消え、服装は太刀川たちと同じ赤と黒のロングコートだったが、ひとつ違ったのが、太ももまで見える短パンということだった。

「さて、海影。今日からソロのランク戦と言うものに参加していいぞ。」

『ランク戦…………』

「じゃあ私はこれで。」

『ありがとう……ございました。シノさん』

「私もそろそろ仕事を始めるとしよう。海影お前はどうする?部屋に戻るか、太刀川隊に引越しをするか。」

『…………』

御影はうーんと悩みながら、『太刀川隊に引越しします。』と言うと、城戸は頷き「すぐに手配しよう」と言って海影の頭を撫でてその場を去っていった。
それから海影は車椅子から降りて、自分の部屋に向かうと荷物を纏めた。

「海影さん。準備は終わった?」

『はい。』

元々荷物なんてそこまでなかったのですぐに終わった。お手伝いのスタッフは荷物を持つとエレベーターを使い、太刀川隊の部屋の前へと連れてきてくれる。

「入りまーす。」

「お!やっと来たな海影。待ってたぞ。荷物は………バック1個分か。随分と少ないな。」

『これからはお世話になります。』

「おう!お前のベッドは国近の仮眠部屋の所にちょうどスペースがあったから、そこに置いた。車椅子は悪いが部屋の外に置いてくれな。この部屋にいる間はトリガーもオフにしてもいいそうだ。」

ある程度説明した太刀川は楽にしろっと言ってソファに座った海影にお茶を差し出す。
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