銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】
第19章 女子会とランク戦
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──────翌朝
『ん〜よく寝た。今何時だろう?』
──────AM 7:00
『わぁぁぁぁぁッ!!』
「ぅうーん。海影どうしたの?」
『今7時!みんなガッコウ!』
海影の叫びで微睡みにいた女子メンバーは一斉に覚醒する。するとお互いの顔を見合せて慌てて身支度を始めた。
【ヤバい!ヤバい!遅刻する!】
「あぁこんな時に限って寝癖が酷い!」
「じゃあ海影行ってきます!」
パンッ!とハイタッチをして小南が出ていく。
「私も行ってきます。」
【私も行ってくるね! 】
小南からの流れでみんな海影にハイタッチをして出ていってしまった。
「あ、そうだった。海影ちゃん、また手錠するね。不便だと思うけどごめんね。」
『気にしてないよ。宇佐美。』
「それじゃあ!私も行くね!」
最後の1人の宇佐美を見送り、1人残された海影は少し寂しさに浸りながらも、少し安息の時間が出来たとホッとした。
目覚めてからずっと考えっぱなしだったから少しだけ何も考えなくていい時間が欲しかったのだ。
『はぁ〜暇だなぁ〜本さえあれば楽しいのにぃ。』
「では見舞いに本を持ってきたのは正解だったか?」
低く凛とした声が聞こえてきて、寝転がっていた海影は飛び起きて声のする方向に視線を向ける。
『誰。』
小南たちでもない見たことがない顔に傷のある大人。
さっきまでふわふわとした空気が一瞬にして警戒のビリビリとした空気に変わる。
「そう。ピリピリするな。」
男はそう言って海影に袋を渡す。
警戒しながらそれを受け取ると中には海影が好きそうな本がどっさりと入っていた。
『ありがとうございます。…………えっとあなたは?』
「城戸正宗。九十九海影、君の伯父だ。」
『きどまさむね…………あ、小南が言ってた僕の家族?の人ですよね。』
「海影」
『はい。』
「なぜ無茶をした。やれるのではなかったのか?迅が言っていた。お前が掴んだ未来は2番か3番だと。なぜ最善の未来を諦めて自分を犠牲までにしてこの未来を選んだ。」
『?あの。質問の意味がわからないんですが……記憶が無いので……』
「ッ!お前は………お前たちはっ!兄妹そろって不幸者だ!!」